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「うえきの法則」全般(アニメ版/漫画版)の感想ブログ。
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第28話「たいようの家の法則」
2005年10月10日 (月) 22:09 | 編集
 祝日につき、おうちでゆったりとリアルタイム視聴。
 先週・今週・来週あたりまでは、二次選考前のエピソードが続く雰囲気ですので、気持ちもゆるやかに。
 ……とか言いつつ、タイトルが出るところで、何気に泣けたのは原作の休載が続くせい……(未確定情報ながら次号・次々号とも休載ぽい)
 あうう。順調に行けばプラスのアニメ化も! などと夢を見ている場合じゃないのかしらかしら。

 気を取り直して、アニメはアニメで楽しむことにします。
 ヒデヨシ@山口勝平さんの演技全開の今週。ものすごい勢いで詰め込み詰め込みしてあって、例によって説明不足の部分も多々ありましたが、悪くない……というか、だいぶ頑張って再構成されていたかと。賛否両論の詰め込みですが、テンポを速くしていることで、独特のスピード感があり、「うえきの法則」のもとからの特徴である超すっとばしストーリーに磨きがかかっています。
 ただ、説明省略のせいで理屈が通っていない部分があるのは、辛かった。
 それでも、ネロとヒデヨシのあたりは、回想が簡略化されたおかげでむしろ自然な流れになったとも言えるし、結果オーライということで。
 声優効果も凄かったと思いますが! ネロ、格好良い役だとは思うけれど、まさかの中田譲治さん。激渋。格好良すぎです。

 脚本・音響面についてはなかなかだなあと思ったのですが、作画は相変わらず微妙に動かなくて悲しい。それと、キャラクター同士の位置関係・配置が、どうもぎくしゃくしていたような。だいたいにおいて、バトル中の敵との会話を、あんな至近距離でやっちゃっていいんでしょうか……?
 カプーショ戦冒頭にせよ、ラスト近くのザックとの対峙にせよ、手を伸ばせば届く距離。普通に会話する時だって、あんな近くに寄るのは、恋人同士(笑)くらいじゃないかと思ってみたり。
 ケンタロウが縄をほどくところも、いつ移動したんだろう?? と思ってしまったし。もう少しだけ、気を遣って欲しかったなあ。アクションはそれなりに頑張っていた気がしますが、それ以前の部分で。

◇Aパート
 冒頭で、ケンタロウに靴を貸すヒデヨシ。これは原作では一コマだけで(しかも後からの説明で)描かれていた部分だったので、事前に描写することで伏線としての機能を与えているのがグッドでした。……「いや、おんぶしてやれよ」と思っちゃったのは内緒です。
 ネロのフラッシュ挿入も、同じく効果を与えていて良いなーと思いました。

 カプーショ、マリオ、ザックの本格登場。カプーショの説明で「性格:くどい」がナイス。むしろ口調がくどいんですが、細かいことはまぁ良し!
 で、ヒデヨシV.S.マリオ(スーパーダイナミックエレガントボール)やら、ヒデヨシV.S.カプーショやら、錯綜した感じでバトル。
 ヒデヨシを仲間にすることにこだわった理由は、カプーショの「"自分の声"を"冷凍ガス"に変える能力」と組み合わせると最強レベルとなるから。という、このへんはとても上手い話の持って行き方です。
 ヒデヨシはどう見てもバトルには不向きな能力者なのに、なぜこんなにも追い掛け回されるのかが、すんなりと納得できましたし。
 で、そのカプーショの能力発動シーンなんですが、「あー」というか「ぁー」というか「ヴぁー」というか、奇妙な低いトーンでの声の出し方が妙にツボに入りました。普通、声にエフェクトとかかけるだろ! と思わずツッコミ。ヘンなとこで面白い。

 ところでヒデヨシの限定条件、詳しくは「声をひとつ似顔絵に変える度に、手か足の指を一本折り曲げる」となっています。
 能力の弱さに合った、緩やかな限定条件なところが良さげ。今回の話では逆手に取られてしまったわけですが。

 バトルは復活のニコまで加わって、混沌状態に。っていうかニコ、いいキャラだなあ……もうしばらく賑やかして欲しかったかも。ここでの髪の毛がドリルに変化するところが、やけに美しかったので、観ていてうっかり目の保養(笑)。

 しかし、ここで植木が再登場。そして「だからお前は潜るなって。」と、ニコを一撃。やっぱり潜れない宿命なのでした。
 これは、原作ではかなりギャグテイストだったんですが、アニメではなんだかシリアスに処理されていて、意外でした。
 う?ん……。
 あ、でも、CMへの引きは、音楽効果もあって良かったです。なんだか今週は、こまごまとしたシーンの羅列に惹きこまれて観ていたせいか、Aパートがやたら短く感じました。

◇Bパート
 ニコに続き、マリオも一撃。二次選考前のつなぎ話だけに、ここで植木(=主人公)の強さを印象づけているのは正解。
 今、気がついたんですが、才の話とか神候補の地獄行きとか天界人とか、ここまでのキーワードをあらかた拾ってあるんだなあ、このエピソード。やはり「ここから二次選考、後半戦!」ということで、おさらいも兼ねていたわけでしょうか。

 で、ケンタロウの縄ほどきシーンなわけですが。直前での回想が良かっただけに(音楽効果はここでも強い……メインテーマ曲のピアノVer.よりこっちのが泣けます、個人的)、いきなり縄を切っている場面の飛び方に、いっそうの違和感が。どう見ても間に数カット必要では……?
 ちなみに原作では、いちど縛られている子ども達の視点になっていました。そういうクッションが絶対必要だったのに。

 植木V.S.カプーショ戦。ここでの赤い氷を砕くシーンは、文句無しに格好良かったです。アニメで色つきで動く図を観たら面白そうだなと思っていただけに、かなーり満足。
 ヒデヨシの能力で一発逆転、というのも、トリッキーで面白くて良です。その前のマリオ、ニコが一撃だっただけに尚更。
 初お目見えの七ツ星神器「旅人(ガリバー)」は、かなーり微妙でしたけど(笑)。

 最後はザックとの対峙。ひとつフォローですが、「神候補は人間の財産を壊してはいけない」という台詞。原作だと「神候補は【神器】で人間の財産を壊してはいけない」となっています。あとから硝子を割って脱出するのも、それでOKなわけで。アニメだけを観ていると疑問に思ってしまいますよね、これは。

 という、重箱の隅つつきはこれくらいにして。
 ザックが語る、ヒデヨシとネロのエピソード、そしてヒデヨシの回想。
 これは本当に、ネロ役の中田譲治さんに尽きます。
 ほんの二言、三言しかない台詞が、これ以上ない説得力を持っていて、うっかり泣けてしまったりして。ああ、格好良い……。
 結果、ヒデヨシへの感情移入度も高まるという素敵効果。うむうむ。

 たいようの家を置いて、植木達の仲間になるくだりは、原作では丸々一話使っておりまして、えーと。ものすごい勢いで省略されていますが、悪くは無かったんじゃないかと思います。
 ともあれ、無事に五人でのチーム結成。ここからが――本番です。

 感想を書いてみると、本当にいっぱい詰め込んであったなあと実感します。来週はもうちょっとゆったり出来る、かな?
 次回はテンコのエピソード、そしてよっちゃんが久々登場。ここはギャグ&感動話の、かなり良いところなので、うまくアニメにハマってくれることを期待です。

【スタッフ】
脚本:西園悟
絵コンテ:福冨博
演出:関祐二
総作画監督:堀越久美子
作画監督:宗崎暢芳

【ゲストキャラ】
ネロ:中田譲治
ザック:市川治
カプーショ:浅川悠
マリオ:神谷浩史
ニコ:松風雅也
ケンタロウ:桃村すもも

【原作コミックス該当箇所】
第90話 防衛戦(10巻)
第91話 二次選考級の戦い(10巻)
第92話 ヒデヨシの過去(10巻)
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