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「うえきの法則」全般(アニメ版/漫画版)の感想ブログ。
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第37話「神器の弱点の法則」
2005年12月12日 (月) 23:59 | 編集
 相変わらず更新が遅れがちで、申し訳なく。

 アバンでの「植木?、あんたどこで道草食ってんの??」という森あいの台詞で、先週を思い出して、遠い目になりつつ。

 今回は作画陣がいつもとは全然違うスタッフで、濃いめながらかなり綺麗でした。というか本橋秀之氏作監(連名だけど)にはびっくりだ……。超ベテラン。不意打ちです。

 ともあれ、マリリンと植木のいい表情がたくさんあったので、まずは満足です。マリリンのもこもこな髪の毛は、こうやって動いているのを観ると、アクション映えするなーと発見したりして。植木の顔も、普段はわりと、いかにも設定資料の表情集から持って来ましたよ?というものが多いのですが、今回はちょっと違っていた、ような。まあ素人目ですけれど。

 ただ、個人的な今回のクライマックスは、回想シーンでのネロの再登場だったりして。中田譲治さんの声が、ほんとにほんとに素晴らしい。
 チョイ役にベテラン&人気声優を起用することについては、賛否両論あるかと思いますが、このエピソードにおいてこれだけの重みを生み出すことが出来たのは、やはり声(演技を含めて)の功績があってのことかと。
 ネロの表情がまた、良かった。アニメキャラクターに「良い演技」をされるのには、弱いです。

◇Aパート
 マリリンの圧倒的な強さが、いっそ魅力的です。メモリーとマシューを問い詰める声のきつさ、瞳の光の強さ。どこを取っても綺麗で。

 ヒデヨシの視点から見る序盤。ここからしばらくは、原作をほぼそのままになぞっています。
 マリリンと佐野の、戦いというよりは一方的な痛めつけで、観ていて痛い。マリリンの容赦の無さの与える怖さが、痛さに繋がっているのでしょう。
 為すすべも無く見守るだけのヒデヨシの視点であるから、なおさら痛そうに見えて、辛く感じられるのかもしれません。

 そして、一人逃げ出したヒデヨシの回想。先にも書いたとおり、ここでのネロ、そしてヒデヨシの会話の応酬での表情と声の演技が、ほんとに良かった。バックに流れるオープニングのインスト(ピアノVer.かな?)もまたぐっと来るものがあります。
 回想のラスト、笑う子どもたちのなかに、ちゃんとケンタロウや、その他にも第27話「ヒデヨシの法則」に登場した子がいてくれたのも、ポイント高し。

 で、回想を挟んで、ヒデヨシが舞い戻り、得意のセコ技で佐野とあいちんを救出するわけですが。
 ここで、ヒデヨシがいわゆる「決意を固めて戻る場面」をカットしているというのが、定石を微妙に外しつつストーリーのテンポを良くしているのではないかと思います。
 だらだらとモノローグで逡巡するシーンを入れてもだれてしまうし、まして助ける方法がほんとセコ技、ギャグテイストアリアリですし、これは正解だと思うのです。「うえき」独特の省略テクの、地味な発現として。

 場面かわって、立ち往生している植木。わりと間抜けなシーンでもあるんですが、植木の必死さと壮大すぎるBGM(笑)で、そうは見えなかったりして。
 で、必死さ極まれる、といったところで風の音とともにCMへ。
 雰囲気のある切り方をしてくれる!

◇Bパート
 風の音から、再開。
 しかし場面は佐野・ヒデヨシ・森あいから。
 せっかく逃げ出すも、マリリンがあっという間に追いついて、ヒデヨシは即リタイア……ああ、なんていうか。お疲れ様ですハイ……。

 ここで初めて、マリリンの能力の一端が見えるわけですが、さらりと流しているのでなかなか気づきにくいかもしれません。
 むしろ、さらに隠されたもの……能力を使った=さりげに本気モードに移行しつつある、ということのほうが、この場では重要でもあるし。

 ところでちょっと脱線しますが、このへんから原作の絵もかなりパワーアップしていて、ことに森あいの可愛らしさが尋常でなくなっています。
 この、涙目でマリリンに反論する場面も、原作ではうるうる目の表現がどっきゅりツボにハマってしまって、大好きだったんですが……アニメだとやっぱり、爽やか系になってますね。良くも悪くも。
 しかし、補って余りあるのが川上とも子さんの演技なので、全然オッケーなのです。音楽も動きもあるし、アニメと漫画、両方であいちんの可愛らしさを堪能できて、むしろラッキー気分ってなもんですのよ。

 閑話休題。
 すっかり悪役顔で佐野にとどめを刺そうとするマリリンを、すんでのところで(と言うには余裕っぽく見えますが)止めて、植木登場。
 相も変わらずBGMも格好良く。
 ここの音楽、李崩との修行話あたりから頻繁に使われるようになった旋律のアレンジなんですが、もとの曲がわからなかったり……新しいテーマ曲? にしては、どこか耳に馴染みがあるんですが。分かる方いらっしゃいましたら教えてくださいまし。
 ってまた話が横に逸れてるっぽいですが、まあ置いといて、弱点をあっという間に克服した(というより、出逢った時にはもう克服済だったというのが何だかなーサブタイトルのつけかたが不思議だなーです)植木の、神器連発でのバトルが、わりと久々に痛快。
 これまでの天界人というアドバンテージに頼っただけでなく、ちゃんと弱点もあって、それを使いこなすようになったがゆえの、観ていての楽しさ、気持ちよさもあり。
 さあ行くぞ! と思ったところに、神様からボーナスタイムのおしらせ。
 ……「初めに言ったとおり」って……ボーナスタイムのこと、スルーしてなかったっけ……。
 ちょっとビデオを見直さないと分からないですが、確か言ってなかったように思うですよ……。細かいところでミスがあるのは、かなしひ。

 まあ、それはともかく(無理矢理)ボーナスの10点ペンダントの持ち主が発表され、それぞれの追いかけっこ、それぞれのタイマンバトルが開始。
 まずは顔見世程度に、マリリンと植木とのバトルが描かれたわけですが、これがまあ面白くて。
 マリリンの能力が何であるかをすでに知っていて観ると、アニメでの演出がどんな風に為されるのか、どう生かされるのか、期待でいっぱいでございます。

 次回以降はある程度並行して描きつつ、それぞれにスポットをあてていく形になるのでしょうか。
 まずは佐野、でもって植木、そして……うむうむ。
 楽しみな年末年始。味わい尽くしたいものです。

【スタッフ】
脚本:荒木憲一
絵コンテ:西森章
演出:飯村正之
総作画監督:堀越久美子
作画監督:本橋秀之・古田誠

【ゲストキャラ】
神様:小杉十郎太
マリリン:雪野五月
メモリー:茅原実里
マシュー:三木眞一郎
ネロ:中田譲治

【原作コミックス該当箇所】
第119話 逃げ道(13巻)
第120話 死なすか!(13巻)
第121話 追わせねぇ!!(13巻)
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