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「うえきの法則」全般(アニメ版/漫画版)の感想ブログ。
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第38話「佐野・覚醒!!の法則」
2005年12月19日 (月) 23:32 | 編集
 年末年始。「うえきの法則」は、何と放映を一回も休まないらしいです。01/02は時間帯を朝に変更しての放映とのこと。
 くれぐれも、お見逃しのありませんように! お話は佳境、ことに01/02はアレですから。アレの話ですから。

 っと、それはともかく今回のお話。
 佐野主役の良エピソード、なんですが、作画・テンポともに今ひとつで、かなり残念でした。アバンで先週の良作画を見せられた後だけに、なおさら。
 でもって例によって例の如く、佐野の限定条件は無視されまくり。
 限定条件については、「ああ、そこで鉄色じゃなく手ぬぐいの白色でさえあれば、辻褄が合うのに」と思わせる場面も多々あり。原作ではきっちりモノローグと台詞で使い分けているのに、どうしてアニメになったらこうなんですか……。
 脚本から演出・絵コンテ、作画、色指定に至るまでのラインが、うまく動いていないのでしょうか?

 佐野は、ドグラマンション編での植木との対戦といい、なんだかメイン回に恵まれないなあ。
 しかしそれを補うかのように、マシュー@三木眞一郎氏のいろんな意味でのいやらしさが、全体を盛り上げていました。原作では殆どの台詞にハートマークがついていたんですが、それを喋りで見事に表現(笑)。
 これで退場になるのは惜しいですが、来週もちょろっとだけ戦闘後の会話があるかと思うので、期待しております。

◇Aパート
 マリリンと植木の対峙から。
 下の原作該当箇所には第122話からと書きましたが、このへん少しだけ第121話を含んでいます。コミックスにして6ページくらいでしょうか。
 植木によるマリリンの能力の考察。「短い時間を長い時間に変える能力」というのは、おおかたの予想通りではありますが、そこに至るまでの思考過程がそれなりにしっかりしており、また快刀乱麻(ランマ)でわざわざ確認までしていることで、裏づけの説得力があります。
 ちなみにテンコとの会話のかけあいで説明をしているのは、ナイスなアレンジ。でもテンコが喋る時は、カットインで画面上に顔を出してあげて欲しいなーとか思うのは、贅沢なんでしょうか。

 能力を解き明かした植木に、さらなる細かい部分まで教えてしまうマリリン。このあたりが、マリリンというキャラクターに彩りを添えて。しかしオープニングのイメージとは、未だ結びつかず。
 来週を待つのみです。はい。

 場面変わって、佐野V.S.マシュー。
 緒戦が温泉妄想対決ってのはどうかとも思いますが、楽しい可愛いので個人的にはOKであります。佐野の温泉には猿がいるのがポイント高い。

 ……それはともかく。
 力の差が歴然とした、佐野とマシューの戦い。
 奇襲をかけようとした佐野を捕まえて、「こっちは2本残っているぞ」というマシューが、とてもわかりやすく問答無用の「差」を表しています。物量の差。

 絶対的な力、もとい「能力」の差。これは何つうか切ないもの。一般論に置き換えると、才能の差とか、そういうものにもなりそうで。
 しかし「うえき」の世界において(あるいは正しき少年マンガの世界において)ただしき想いで真っ直ぐ強く願うことは、その差を飛び越えるただひとつの鍵に成り得る。
 そうして目覚める新しい能力、レベル2。

 ここで犬丸地獄行きの回想を持ってくるのは、盛り上げるには上手いやり方とは思うんですが、上記の「熱さ」を少なからず削いでしまっているような気がしないでもなく……。
 しかし弾丸が逸れるのは、アニメで観てきっちり格好良くて嬉しかったです、はい。

◇Bパート
 神様の解説は、アニメで観る(聞く)と、ちょーっと蛇足っぽい気はしますが、上に書いたこと、そして「強くなりたい」という気持ちがむしろ「うえき」という作品のテーマであり、植木の抱く正義の体現でもありますので、ここは目をつぶって。

 ……それと、そのう、「植木のレベル2」へ向けて、しておかなければならない説明も含まれておりますので。
 アニメではしばしば、このへんの大事な伏線がすっ飛ばされていますんで、むしろちゃんと説明されてびっくりしました(笑)。

 場は戻って、レベル2開眼の佐野が繰り出す作戦、逆襲。
 余裕こいてるはずのマシューが、どんどん必死に、焦りを表に出していくさまが面白い。それと同時にキレて行く様子も、加速していくテンションが心地よいです。

 この戦闘のキモは、マシューが脳裏に描いたバトル終息点と、佐野が描き出したそれとの差。どこまでを「読みきって」いるか、の差。
 一枚上手で読みきった佐野の、最後のキメ……逆さま状態での不敵な笑みが、どぉんと出てきた時の快感は、なかなかのものでした。

 バトルの駆け引き内容は、未だいささか強引ながら、観ている最中の騙し騙され具合は、初期と比べて格段の差があり、かつストーリー・演出面の強化もあって、魅せる力が増しているのがありありとわかるエピソード。それが、この佐野V.S.マシュー戦でした。
 マリリンチーム戦から作者覚醒と言われているのも、むべなるかな。

 ちなみに、来週のマリリン戦は、個人的にかなり好きな部分なんですが、「アニメディア」によると、キャラクターデザインの田頭しのぶさんが絵コンテを担当なさるとか。思い入れがあって、わたなべひろし監督に頼み込んだとのこと。
(最終話も担当の予定だそうです)

 予告の出来もよさげだし、これは、期待するしかないか……!?

【スタッフ】
脚本:川瀬敏文
絵コンテ:葛谷直行
演出:関田修
総作画監督:堀越久美子
作画監督:原田峰文

【ゲストキャラ】
神様:小杉十郎太
神補佐:沢村真希
マリリン:雪野五月
マシュー:三木眞一郎

【原作コミックス該当箇所】
第122話 実力の差(13巻)
第123話 佐野、覚醒!(13巻)
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