*peridot
「うえきの法則」全般(アニメ版/漫画版)の感想ブログ。
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2007年2・3号「第23話・幸せ(ラッキー)な事」
2006年12月13日 (水) 23:59 | 編集
 水曜日は荷物を少なめにして出かけます。だってサンデーってかさばるから。
 そんな日々が戻ってきた幸せを噛みしめつつ。

 今週号の表紙、デフォルメキャラの可愛さもさることながら、右側の植木がやたら気に入ってしまいました。ものっすごいデフォルメの効いた体型とポーズなんだけれど、見ていて何だか気持ちいい。一枚絵として見ることが出来てしまう。
 基本の「重心」をきちんと一本のラインで取っているからでしょうか。
 絵柄の不安定さは、先週よりは感じられず。たぶん目が慣れたせいというのもあるのでしょうが、休載前の試行錯誤っぷり(それも堪能していましたが)に比べたら、よほど安定しているかと。

 それと、植木の笑顔をビャクが評して「また、その笑顔か」と言った台詞。ビャクの葛藤をあらわしつつも、この笑顔が植木の最大の(物語内でも、作品そのものにおいても)武器なのだと、提示しているのではないかと思えました。
 いわゆる「決め」の絵を、意識して描き、なおかつ確かに「決まって」いる。茶化して逃げず、陶酔し過ぎず、良バランスで。
 多分これが、私が「うえきの法則」という漫画を気に入っている、一番の理由というか原因というか……コアの部分なのだろうなあ。

 前半は植木とビャクの対峙。植木の、読み手にも一度ならず思わせる、自分の身をかえりみない言動についての疑問を、ビャクの口から語らせ。
 ここでちょっとビャクと、プラス第一話の森あいがかぶって見えてしまいました。植木の行動に感じる苛立ちの源泉は、この二人、同じものなのではないかと。
 さらにはビャクの抱える事情が垣間見せられて、以前に感じていた、ひたすら邪悪な相容れない存在とはほど遠くなってしまいましたが、この先いったいどういった配置に就くのか、気になります。

 後半は、仲間というキィ・ワードのみ引き継いで、ハイジ&ソラV.S.ボンバ&トリートへと。
 ここはもうひたすら楽しかった。無印時代から定評のある(?)ページをめくった見開きごとに押していく、展開を畳み掛けていく技が効いていて。悪ボンバというか「"ヅラ"に"悪"を加える能力」には笑ってしまったし、その前のページのハイジの台詞「敵がイイ奴なんてヒキョウだぜ!!」もツボに入ったし。
 そしてボンバ瞬殺見開きページのハイジが、泣いてるのも、ちょっと良かったです、ハイ。今ひとつ掴みにくかったハイジのキャラが、どんどん立ってるなーと思ったり。

 引きはトリート。やたら可愛いけど不敵な表情に、次回のバトルが楽しみ。
 って、次のサンデーは12/27発売か……。
 いや遠くないですよ別に。一年待ったんだし別に。
 ……ごめんなさいやっぱり遠いです二週間後……。

(巻末の作者コメント:Q.つい顔がほころぶ、今年の一番の思い出は何ですか? A.またこの仕事が始められた事です。)

 ファンにとっても、この質問の答えは、ひとつです。
 あ、でももうひとつあるかな。アニメが素敵な出来で最終回を迎え、完結してくれたこと。
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2007年1号「第22話・植木の覚悟」
2006年12月06日 (水) 21:42 | 編集
 駅の売店にて、朝。植木が表紙にいるサンデーが目に飛び込んで来た瞬間、心臓が痛くなりました、なぜだか。
 ああ、本当に帰って来てくれたんだなあ。
 感慨とともに。

 全体の印象としては、肩の力が抜けた感じがそこかしこに見られる……ような?
 まずは、カラー。サンデー表紙の植木の表情といい、見開き扉の色合いといい、濃い色を多用してコントラストがくっきりとしていた休載前と比べると、パステルカラーが多く用いられて軽やかで明るい雰囲気。
 モノクロページについては、福地節な大胆パース、長い長?いそして細い手足は健在ながら、やはり全体に印象が明るくなっているような。若干不安定な感は否めませんが、一触即発な危うさというわけではなく、たとえ崩れてもアハハーやっちゃったなーで済むというか何というか(意味が伝わると良いのですが……意味不明ですかそうですよねスミマセン)。
 キャラクターの表情が、みな、のびのびして見えたのが何よりも嬉しかった。

 改めて思い返してみると、如何に以前は張りつめた空気に支配されていたのかが、浮き彫りになる気がします。
 カラーのみならず、モノトーンのページもコントラストが強く、また肉体的にも精神的にも痛い場面の多かった当時。
 追い詰めて、追い詰められる応酬から、一歩脱け出たという感じを強く抱きます。

 それが何よりも顕著にあらわれていたのが、植木の決断、崖から踏み出すシーンの、最大級の笑顔ではないかと。

 ラストページ、植木の手を掴んだビャクの、険しくありながら迷いを含んだ表情もまた、見逃せず。

 長いブランクを意識しての若干の説明調(この漫画の特性でもありますが)や、トリートがビャクとの出逢いを語る場面、ハイジ達とのやりとりなどには、若干のぎこちなさもありますが、これからきっと加速して行くという予感も充分に持たせてくれている。
 小さな遊び心も復活して、女の子の可愛さは変わらず(笑)、植木やハイジの恰好良さもさらにパワーアップして、魅せてくれると。

 信じています。
 毎週、水曜日を起点に考える日々が、また始まります。

(巻末の作者コメント:一年もお待たせしてスミマセンでした。一生懸命ガンバリマス!!)

 巻末コメントもですが、WEBサンデー内のまんが家BACKSTAGEが素晴らしい。笑えて泣けて、今後が楽しみに。いまどきの都内のマンションで隣へ引越し挨拶に行こうとする福地先生が、律儀で、素敵。
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