*peridot
「うえきの法則」全般(アニメ版/漫画版)の感想ブログ。
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第46話「神と少女と未来の法則」
2006年02月20日 (月) 23:59 | 編集
 更新遅れまくり、申し訳ありません。
 忙しい&体調不良で、けっこうしんどい状態だったもので……というか、今も頭痛持ち。
 と、お約束の言い訳。情けない。

 そんなこんなで、いつもと違い、一回しか観ていない状態なのですが、もう放映前日だし遅らせるよりは書いてしまおう。ということで。しかも、通常と違う短縮バージョンになっています。一回しか観ていないので、パートごとのシーン追いかけが出来ていませんで……はい。

 ともあれ。
 観ていて何だかしんみりしてしまって仕方が無かった今回です。
 素晴らしかったのはやはり、林原めぐみさんの演じる春子さん。本音を言うと、登場時は今ひとつピンと来ない部分もあったのですが、今週はひとつひとつの台詞に込められた感情がひしひしと伝わって、切なさも愛しさも倍増でした。
 天然ボケをかましまくっている様子も可愛く、真摯な台詞も心に響く。流石というべきでしょうか。

 で、気持ちがかなーり盛り上がったのですが、反面、後半の神様V.S.マーガレット戦は、作画のヘタレ具合が悲しかったです。
 神器の応酬という、せっかくのアニメならではの格好良いバトルの場だというのに、ひたすらに勿体ない。
 次回から最終回までは、出来れば良作画&神作画(止め絵・アクションどちらも)で走っていって欲しいものですが……さてさて。

 で、かなりお話はスローペースになっており、珍しくもアニメオリジナルエピソードが挿入されていました。
 さほどの違和感も無く、素敵キャラである植木翔子さんの出番を増やしていたあたりポイント高かったですが、しかし日付でまたしてもやっちゃったのはいただけない。とってもいただけない。
 本来、この時点での日付は8月の末日近いはずだし、春子さんの命日はイコール植木が空から降って来た日なので、原作の設定に沿えば植木の誕生日=7月4日のはず、だし。
 コバセンの遺言の回に続く、カレンダーのミス。しっかりして欲しいなーもう。

 しかし、アニメであらためて観て、気づかされたことも多かったりします、実は。
 たとえばこの回、神様視点でのエピソードは、「大人」から俯瞰しての作品世界を表しなおすのみならず、「大人」に対してのメッセージ性をも強く込めてあったのではないかと。

 植木が体現する、友情、正義といったテーマとはまた違う方向、神様の目による、未来、可能性というテーマ。
 一見して、これらもやはり少年向け、若年層向けっぽいキーワードですが、しかし未来を「与える」という観点に立っていることが、実は大人のあるべき立ち位置へ贈るメッセージだなあと。
 大人が子どもに対して果たすべき責任は、未来を与えること。未来を奪わないこと。
 なんて、つらつらと考えてみたり。

 次回予告、タイトルの出るタイミングが画面とばっちりシンクロしすぎていてもろバレなんですが、今さらですねそうですね!
 ラストスパート。一話一話を大切に、観ていきたいです。

【スタッフ】
脚本:久保田雅史
絵コンテ・演出:関祐二
総作画監督:堀越久美子
作画監督:宗崎暢芳

【ゲストキャラ】
植木春子:林原めぐみ
マーガレット:池田秀一
神様:小杉十郎太
神補佐:沢村真希
植木源五郎:千葉繁
植木翔子:小坂あきら

【原作コミックス該当箇所】
第143話 運命の少女(15巻)
第144話 神様vsマーガレット!!!(15巻)
第45話「過去からの攻撃の法則」
2006年02月06日 (月) 23:59 | 編集
 第23話「植木VS十団の法則」以来の、絵コンテ・演出・作画監督の布陣。
 前半のバロウ戦のアクションもさることながら、バロウの回想シーンの演出、ラスト近く春子さん登場時の軽快な動きなど、全体的に質の高さを感じさせる出来で、しみじみと堪能。
 電光石火(ライカ)の動きって、アニメーションとしていくらでも遊べるものだと思うので、もっともっと魅せて欲しいものです。ってのは贅沢なのでしょうか……。

 今週もアバンから本編。先週のおさらい、植木のレベル2についての解説を、キルノートンが言っているのがちょっといいですね。なんてったってIQ179ですから、解説には最適かもしれません。
 マリリン、李崩も挟み込んで、ライバルキャラが全員勢ぞろいして見守る中、対峙する植木とバロウ。
 バロウの「僕の過去も消して欲しい」という台詞。

 もともと原作でのバロウの過去回想は、実はたったの8ページしかありません。ゆえに、アニメでは膨らませざるを得ないだろう、むしろどう肉付けしてくれるものか、と、楽しみにしていました。
 個人的には、唸らされる部分もあり、違和感を感じる部分もあり。

 まあ、原作でも割と唐突感のあるエピソードではありましたし、前後を照らし合わせるとバロウの言動が矛盾してしまっている部分も多くあったので、これはこれでアニメの解釈として素直に楽しむことにします。

◇Aパート
 出だしからバロウの「過去の映像」。アバンの台詞を受けて、心情が継続しているのが面白い。
 植木の覚えたてのレベル2と、磨き込まれたバロウの能力での対戦が、良好なアクション作画でもって描かれ、見応えがあります。
 しかしバロウの「甘い甘い甘い甘い甘いよ!!!!」が、単なる戦闘中の台詞になっちゃっていたのは、ちょっとかなり淋しかった……楽しみにしていた台詞だけに。いやカットされなかっただけマシなんでしょうか。ここはどうにかして気持ちも入れ込んで欲しかったです。
 とは言いつつ、アクションが気持ち良かったので、不満に感じるヒマもなく。と、バトルに見とれていると、バロウが放つ鉄(くろがね)でもって回想へと切り替わる。これが実に効いていました。

 原作の台詞から読み取る限り、押し込み強盗だと思って鉄を放ったこれが、バロウが初めて神器に目覚めた時らしいです。
 それだけ侵入者に感じた恐怖心が強かったのだ、というニュアンスが込められていたわけですが、これが、アニメでは描写されなかった為、「泥棒と間違った」という台詞がいささか間抜けに聞こえてしまったのは痛かった。押し込み強盗を泥棒に言い換えた為、語幹から受ける印象がまるで違うのも原因でしょう。

 しかし、音楽の効果も含めて、終始悲愴な雰囲気が漂っていたのも、アニメならではの演出・解釈で興味深かったです。
 原作では最初、笑顔のバロウから始まりますから。この回想。

 閑話。
 ライバルキャラクターに不幸な過去あり、というのは、バトルのみならず少年マンガの典型ですが、それを単にお定まりのものとしてパターン認識するのは、目を曇らせることになるのみだと思うのです。
 エピソードの本質を見抜くべし、というスタンスなわけで。
 ことに「うえき」の場合、序盤と終盤で、ライバルキャラの心情の描き方に顕著な違いが生まれています。
 描写力・画力の向上。そして、作品のカラーやテーマがきちんと打ち出された、エピソード&キャラクター造形。
 そのへんも含めて楽しまなければ損だよね、と。

 閑話休題。

 描かれるのはいつも青い空。
「母さんの心を取り戻す」ために「うまい絵を描こう」とするバロウ。その目的と手段が、いつか取り違えられて、しかも叶うことはなく。
 絵ではとうとう取り戻せなかった感情を、負の方向から動かしてしまうのが、やはり神器であり、と。
 このあたりの流れは、なかなか良かったとは思うのですが、うーんうーん。
 マーガレットと出逢った時のバロウの台詞もまた、絵に絡めたものにすべて変更されていたのは、何だかなあと思ってしまった。
 ここの台詞がとても好きだったもので。

 そして、シチュエーションを微妙にいじった為に、オープニングのバロウのカットとは合致しなくなっちゃってます(笑)。
 まあこれはご愛敬ということで。

 神器を忌々しいものと断じるバロウ。しかしその神器には、原作では、青空の模様が宿っていました。
 母に見せたい、伝えたいと思った、青い空。
 追い求めたものが、切り捨てたもの。このへんの、バロウの内部での矛盾も、なかなかに考えさせられる奥深いものであります。

◇Bパート
 アイキャッチが新しいものに!?
 植木単独というのは……もしやこれから毎週、ひとりずつ取り上げてくれるのかなあとか期待と妄想が広がります。

 バロウ戦は、収束へと。
 色々と改変されて、その色々は個人的には微妙な要素が多かったのですが、ひとつ文句無しに素晴らしいと思ったのは、「過去を消すんだ」と言われて、この土壇場で逡巡してしまうバロウ。
 バロウの葛藤もですが、キルノートンの叫びが、ただのチームメイトとしてのみならずバロウを心配している風に聞こえたのが、何とも言えず嬉しかった。

 幼いバロウの過去の記憶がプレイバックする演出も、なかなかに感動的。
 ただ、原作では佐野の推察により一応言及されていたバロウの能力の限定条件(映像化出来るのは、自分と自分の放った技のみ)が、まるっきり無視されちゃっていますが……。

 感動的な演出の為に、バトルのルールという「うえき世界における最重要事項」を崩すのは、正直どうかと思わないでもなかったり。
 ……まあアニメではこの限定条件、出していないし。ぎりぎり許容範囲でしょうか。

 決着のついた後、バロウを囲むキルノートン、ディエゴスター、バンの図が嬉しかったなあ。「うえき」の世界で最も優先されること――友情、仲間を思う気持ち、それが表されていたので。
 甘い? クサい?
 いいんです。少年マンガなんだから。

 三次選考は終了し、物思いに耽る神ちゃん、そして神補佐。
 あのアイスの予選にこんなふかいいみがあったとはー(棒読み)……アニメのみ観ている人、またかつて原作を追いかけていた人の、果たして何割が、この展開を読めたでしょうか。
 ……告白しますよ。私は読めませんでした! 原作をコミックスで一気読みしちゃったってのもありますけども。

 そして魅惑の回想、オープニングで実に印象的な登場を果たしていた植木春子さんの登場。

 ポニーテール最高。長いスカートのセーラー服最高。いずれも、年代としては七十?八十年代くらいのものでしょうかねぇ。
 個人的に、ツインテールには全然萌えないんですが、ポニーテールは、短いちょんちょりんも長いゆらゆらしっぽちゃんも、大好きですハイ。
 しかし、Jサツ(Kサツとの言い間違い……)は、アニメで耳で聞くと、なかなかにわかりにくかったんじゃないかと思うんですが(笑)。
 声がまた、なぜここで! の林原めぐみさん。
 可愛いことは可愛いんですが、むしろ天然キャラの味のほうが前面に出ているかな? ともあれ、演技や解釈には心配無しの折り紙つき。
 来週の神ちゃんとのボケボケ会話の数々が楽しみです。

 って来週はお休みなわけですがっ。
 春子さんのエピソードや、マーガレットと神の対決、そしてそして……という盛り上がり最高潮のこの時に!
 とか言いつつ、実のところ、来週あたりまで仕事の忙しさは続きそうなので、幾分ほっとしていたりもするのですが。

 しかし二週間更新無しになるのもアレだ。
 来週はうえき関連商品についてでも、ちまちまと語ろうかと思っています。最近、買ったり買わなかったり、買ってもここで報告しなくなっていたし。

【スタッフ】
脚本:西園悟
絵コンテ・演出:名村英敏
総作画監督:堀越久美子
作画監督:辻美也子

【ゲストキャラ】
植木春子:林原めぐみ
マーガレット:池田秀一
神様:小杉十郎太
神補佐:沢村真希
バロウ:河原木志穂
キルノートン:千葉進歩
ディエゴスター:大川透
バン:竹本英史
マリリン:雪野五月

【原作コミックス該当箇所】
第141話 バロウの目的(15巻)
第142話 God when young ?若き日の神様?(15巻)
第44話「植木・レベル2!の法則」
2006年01月30日 (月) 23:59 | 編集
 今回はアバンもごく短く。しかしそのぶん、本編はきっちりぎっしり詰め込んで、見応えのあるものになっていました。
 この土壇場に来て、アニメ一話=原作三話分消化のペースをきっちり保ち続けています。
 ……考えてみれば、週刊少年誌原作のアニメとしては、贅沢な消化っぷりだ。

 若干作画は辛そうでしたが、絵柄の統一は図ってあったし、止め絵はちゃんと整えてあったし。現状それだけでも有り難いと思わなければなぁ……と。

 ストレートなサブタイトルの通り、植木のレベル2がついに、正式に顕現。
 で、いろいろなところで、また原作掲載時にも幾度となく繰り返された(であろう)この「レベル2」。
 見事な後付け設定、という意見が大半を占めるわけですが(笑)私としてはレベル2という設定、そして植木のレベル2能力がリサイクルこと「回帰(リバース)」であるということは、おそらくかなり初期から構想だけは在ったんではないかと思っています。そして、明らかな後付け(というよりテコ入れ)は、天界人設定(+神器)の方と思っていたりするのですが。

 むしろ、だからこそ、この逆転の構図が神がかって演出されたのかもしれない。そして、神器を一度すべて捨て去って、再度「ゴミを木に変える能力」を主軸に据えることによって迎える覚醒というのは、作者にとってある意味本望であったのか、とも思えます。
 しかし、さまざまな変遷を経て、最終的にこの綺麗なかたちに収まったことは、本当に素晴らしい。

 まるで予め定められたかの如く。

 これをもってして、伏線ならぬ福線と呼ぶわけです(笑)。
 で、この福線、この先もいくつも発現しますので、ゆめゆめお見逃しの無いよう。
 最終回へ向けて、むしろ畳み掛けて来ますよ!

◇Aパート
 植木V.S.バロウ戦。
 バロウが「薄っぺらな正義論」と切って捨てているのは、もう少しこう注目されるべき場面&台詞だと思うんですが、ごく静かに流れていったので少々拍子抜けしました。
 バロウ役の河原木志穂さんの演技に因るものもあるかもしれませんが。しかしこの静かな語り口は、なかなかに好きです。
 そういえば、観続けて来た方、気がついていますでしょうか。植木が「正義」という言葉を直接口にしなくなって久しいことに。
 これもまた、いろいろと深読み出来る要素のひとつ。

 回想におけるパグとの会話。植木がレベル2になれない理由をつまびらかにすると同時に、かつての宿敵・ロベルトの株を上げているのが、なんとも心憎いです。

 お久しぶりの「ゴミを木に変える能力」で戦う植木。ちなみにここ原作で読んだ時は、初期と比べて木がめちゃくちゃリアルに描かれており、感動したものです(笑)。
 アニメでは初期のあのテクスチャだなーと懐かしく思い、それはそれで感慨が深かったですが。
 そして、木の応用で戦う植木の姿がまた懐かしい&危なっかしさにハラハラ。そんな植木を見守るマリリンに李崩、って一言ずつの出演か! 贅沢だなあもう。
 そうそう、マリリンチームはここで植木チームが負けたら第四次選考進出なんで、まだ居るんですな。ということをちらっとでも説明して欲しかった気もします。これ以上説明を増やすのもまあアレですけれど。

 防戦一方の植木。去来するものは、佐野の背中。オープニングで使われている、佐野の一番(主観)格好良いシーンで、ちょっと嬉しかった。
 アイキャッチは今週も本編が、というかテンコがジャック。いやしかし盛り上がって良い良い。

◇Bパート
 バロウの語る、目的を達成する方法。抑揚も無く。
 バロウの台詞は、来週のお話を観たあとでもう一度思い出してみると、いろいろと感じ入るところがあるかもしれません。
 しかし、この重いバロウの言葉を振り払って、立ち上がる植木。ここでまた壮大な音楽が流れ始めますが、どうも今回、Aパートでは意識して音楽を抑えていたような気がします。その反動で、音楽による気分の高揚を大きくしている、と。しかも視聴者が耳に慣れた曲で、効果倍増。上手いなー。

 ヒデヨシのにぎやかし(ほんとに……ヒデヨシって奴はこういう奴で……)を経て、佐野が復活・解説。先週の退場の仕方に比して随分とあっさり回復したように見えますが、一応、巻きつけておいた手ぬぐいを鉄に変えてダメージを軽減していたとのことです@原作。

 バロウの神器は、デジャビュこと"過去の映像"を"現実"に変える能力と組み合わされたもの。
 しかしこれは、死ぬほどテクニカル。
 戦闘を自分の思い通りに運び、思い通りの場所に追い込んで、角度やらタイミングを計算しないと使いこなせない。中ボス(?)クラスに相応しい能力かと。
 あと、これも割愛されていたのですが、補足として。バロウは神器を使えば使うほど、能力で"デジャビュ"させることが出来る。それもあって、出来るだけ多くの神器を出しておく為、時間を稼ぐ為に、佐野に決定的なダメージを与えたのでした。

 ここで、コバセン&犬丸の解説モード。久々登場の二人の神候補が何ともいい味出してます。
 思わせぶりなコバセンの台詞から、戦闘中の植木へと場面が切り替わり。追い詰められる植木。
 そして、覚醒。
 オープニングの1カット、原作では見開きだった絵をカットインし、BGMは久々に聴く「うえきの法則メインテーマ」。これでもかと言わんばかりに盛り上げてくれ、実に気持ちよいものに仕上がっていました。

 そういえば中盤で、神器の同時出しが植木のレベル2であるという解釈が作中人物のあいだでまかり通っており、またアニメではそのへんのフォローが一切省かれたわけですが、あれもまた「リサイクル」の重なりだったという解説がちゃんと為されています。
 某所の書き込みがわかりやすかったので、ちょいとお借りして。

  鉄
  ↑
  木→ゴミ→木→百鬼夜行
  ↑      ↓
  ゴミ    ゴミ        ⇒出す
  ↑      ↓
  木←ゴミ←木→快刀乱麻
  ↓
  唯我独尊

 こんな感じで、同時出しに繋がっていたという理屈です。

 コバセンの解説は名調子ですが、しかし最後の「植木はこの能力の本質に直感的に気づいていたんじゃないか」ってのは蛇足っぽいと思ったのは私だけでしょうか。
 植木はあくまでも天然ボケ、でいいと思う。目の前でコバセンが折った木を元に戻したかった、それだけで選んだ。これでいいじゃないですか。

 無意識にせよ、打算的なものがあって選んだというのは、植木耕助というキャラクターには、そぐわないと思うのですよ……。

 予告はプレゼント告知の為、ショートバージョン。なお、テレビ東京の方の公式サイトに行けば、フルバージョンを観ることが出来ます。
 来週はどうやら良作画降臨の雰囲気で、今からどきどき。わくわく。
 ああ、リアルタイムで観たいぃぃぃ。

 残業が多めになっており、更新も遅れがちです。申し訳ありません。帰宅して22時をまわっていると、さすがに観るだけで終わってしまうー。
 この感想、毎回なにげに(って分かって下さるかとも思いますが)えらく時間がかかってます。平均して一時間半くらい。……あほだなー。
 好きでやってるんだからしょうがないですが! 最終回まであとちょっと、頑張りまっす。

【スタッフ】
脚本:川瀬敏文
絵コンテ:葛谷直行
演出:石川久一
総作画監督:堀越久美子
作画監督:原田峰文

【ゲストキャラ】
神補佐:沢村真希
マリリン:雪野五月
バロウ:河原木志穂
パグ:辻谷耕史

【原作コミックス該当箇所】
第138話 0ツ星植木耕助(15巻)
第139話 神器を捨てた理由(15巻)
第140話 植木の能力(15巻)
第43話「ぶりっ娘ポーズの法則」
2006年01月23日 (月) 23:59 | 編集
 連発された「想定外」の台詞、原作ではすべて「予定外」だったのですが。
 妙なところでネタをふってしまうクセがあるんだからもう。

 それにしても展開が速かった。一話で三試合分の決着をつけたのもさることながら、一番展開が速すぎなのは新エンディングです新エンディング。超絶最終回モードやめてー!
 いや素敵なよいエンディングだけど、淋しくなるからやめて……まだ一ヶ月はあるのにっ。

 ……とか何とか文句(?)を言いつつも、待望のキルノートン戦、楽しかったです。うむ。
 メモリー戦より全然テンポもよかったし。

「うえきの法則」きっての馬鹿バトル。それを、おそらく作中最もIQの高い(笑)対戦相手にかましてしまうという、福地先生のそのへんのセンスがまあアレです、つくづくと好きです。

 しかし三試合分を一話に詰め込んでしまったため、佐野が最初と最後で佐野が負け試合を披露するという、何とも切ない役回りになってしまいました。
 というかアバンを観ていて、一試合目は本編にも入らずここで全部ケリをつけるのかと思ってしまったり。
 んでもまあ、先週のおさらいをやるより五百倍くらい嬉しいので、オールオッケー。

◇Aパート
 佐野V.S.ディエゴスター戦の続きから。超理論リニアモーターカーでの突撃、この強引さがまたたまらないとゆーか(笑)。
 個人的には、原作で鈴子が解説した時、植木だけが驚きつつも「?」マークを出していて理解出来ていなさそうだったのがツボだったんですが(おそらくは植木が「勉強の才」を失っているせいかと)アニメではスルー。しょうがないか、アニメでの表現は難しそうだし。
 で、佐野の勝利確定かと思ったところで、何故かディエゴスターの気迫勝ちに。「試合に負けて勝負に勝った」というフォローを(逆の表現で)キルノートンが口にしていたのが、せめてもの慰めでしょうか。

 場面変わって、マーガレットとアノン(inロベルト)。何気に重要な台詞を口にしているのですが、この後の衝撃が大きすぎて多くの人に忘れ去られたような気がします。まあ、池田秀一さんの声にときめいておけば取りあえずOK(本当か?)。

 で、森あいの限定条件が明らかになったわけですが。サブタイトルですでに判明してるってのが、なんともかんとも。
 ここでも佐野がまた苦労人っぷりを発揮していて、あいちん活躍回ですが、影の不幸MVPは佐野に捧げたい……。

 キルノートン先生のぶりっ娘ポーズで開幕の、森あいV.S.キルノートン戦。
 というか、開幕三秒で能力に掛かっているキルノートン先生がお茶目すぎです。普通ここに持っていくまでに紆余曲折あるはずなのに。
(そういえば影の功労者としてヒデヨシも表彰すべきかも)
 しかしIQ179の頭脳でもって計算された試合の流れ。
 すべては想定の範囲内、計算通り、対策もバッチリ……しかし、天才となんたらは紙一重。素晴らしき対策は、はたから見たら馬鹿馬鹿しすぎて、いっそ感動を呼びます。いや嘘だけど。指差して笑うけど!

 で、登場人物全員に「バカだぁー!」と言われて、アイキャッチをすっ飛ばしてCM入りしてしまうキルノートン先生。
 このへんもテンポよく、引きもたっぷりでよかったです。

◇Bパート
 バトル再開。という緊張感があるのか無いのか微妙なところ、と思っていたら、突っ込んだ森あいを捕まえて殴りつけるキルノートン先生がかなり外道。
 以前の鈴子V.S.バン・ディクート戦もそうでしたが、女の子キャラにはギャグバトルの体裁を用意しながら、しかし真剣勝負であることは決して忘れない。その証に、女の子であっても容赦なくいためつけ描写があったりする。
 面白い筋の通し方だよなーと想います。

 んで、こっから先は何というか、真面目に解説・感想を書くよりは観てもらうのが一番というか。って言ったら感想なんて意味ないかもですけどもー。とにかく畳みかけのテンポ命なので。ちなみに原作での「てい!」から決着までのページの流れは絶妙。それを、なかなか頑張って再現してあったと思います。
 アニメならではの表現としては、ビアンカが壊れた時のBGMのあまりの哀切さに、笑いが止まらなくなったりして。それと、例によって声優さんの名演技もあるなあ。川上とも子さんも千葉進歩さんもノリノリな感じで、嬉しきことよ。

 一息つく間もなく、バロウV.S.佐野が開始。
 佐野がいわゆる噛ませ犬ポジションになってはいるのですが、しかし己の限界をはっきりと見極めて、この状況下で果たせる仕事をきっちり果たそうとする様子は、実に潔くて、ひそかに名場面。
 表情を見せない背中。さっきまでの愉快な解説人っぷりはどこへやら、の格好良さ。

 しかし……佐野とバロウの対戦、決着に至るまでのほんの短い間に、少し前までのギャグバトルノリが払拭されて、緊張感の溢れるものになっているのが面白い。
 これはバロウのキャラクターにも起因するものかと思いますが。

 能力を見破るも、それを伝えることを阻まれて、しかも植木はいま神器を使えない状態であることが明かされ。
 盛り上がります。

 ……いやまあ、予告で何がどうなるか、きっちりネタバレしていますけども!
 で、ここまでしっかりと観ていた人なら、どういう事情なのかおおよそ察しはつくんじゃないかしらん。この予告で。

【スタッフ】
脚本:荒木憲一
絵コンテ・演出:高山功
総作画監督:堀越久美子
作画監督:なかじまちゅうじ

【ゲストキャラ】
マーガレット:池田秀一
神補佐:沢村真希
バロウ:河原木志穂
キルノートン:千葉進歩
ディエゴスター:大川透

【原作コミックス該当箇所】
第134話 真の漢とは(14巻)←途中から
第135話 執念(14巻)
第136話 予定通り(15巻)
第137話 それだけ(15巻)
第42話「バロウチームの法則」
2006年01月16日 (月) 22:39 | 編集
 鈴子さん覚醒の巻。
 というか以前からですが、ここで鈴子もそっちのカテゴリに入っちゃいました。何って、男性キャラ=ガチバトル、女性キャラ=ネタバトルという(笑)。
 福地先生フェミニスト説を唱えてみる。にしては、鈴子にせよあいちんにせよ、いためつけられる場面も多いですが!

 久々にのんびりリアルタイムで視聴。普通に観ていて楽しい回で、嬉しかったです。
 先週の予告で、作画の崩れを心配したのですが、なんとか持ちこたえたといった感じ。というか、一番やばそうだった予告での吹っ飛び鈴子は、ネタ吹っ飛びな部分だったから余計に崩れていただけでした。ホホホ。
 そんなわけで、鈴子役が能登麻美子さんに決まった時に、原作既読者が一番危惧していたのが今回のエピソードだったわけですが、結果上々、おっとり声とのギャップがよいかんじに作用していました。
 予想外だったのが「獣」よりも「目上にタメ口」のほうがキレ度のキレ味が増していて愉快痛快だったこと。いや、面白かった。うん。

 ところでアバン。森あいの能力の限定条件について、犬丸からビデオレターが届いて、という流れですが、気に入りだった佐野の台詞が無くなってたのはショックだった……まかり間違って来週、入っていてくれたりしないものでしょうか。

◇Aパート
 アバンから続けて、バロウチームが全員天界人であるとのカミングアウトから。
 ……あ、どうでもいいですが、バロウは男の子ですよ皆様。なんだか悩む人が居そうなので。河原木志穂さんの声がいい味です。ほぼイメージ通り。あとはマリリンと同じく、オープニングのあの場面で、どれだけの熱演を見せてくれるか、が勝負。
 楽しみにしています。

 ちなみにこのカミングアウト、けっこう練り練りと原作を再構成してあります。地味に。
 流れがより自然になるように、そして尺をうまく合わせられるように、でしょうか。いずれにせよ顔出しが早まったのは悪くないと思うです、はい。

 そして鈴子V.S.バン・ディクート戦。神器が予想以上のかわゆさで、破壊力抜群ですよちょっと。っていうか、声! 声!
 ……バロウチームのキャスティングがすべて発表された時、もう隠し玉はほぼ無くなったと思っていました(未だ不明のオープニングのセーラー服少女を除く)。
 なんでここで三輪勝恵さんなんて超ベテランを持ってくるぅぅー!
 おかげで神器のけなげかわゆさが文字通りMAX状態。もう参るなぁ。

 Aパートめいっぱい、いいとこ無しの鈴子ですが(いや、でも、可愛かったけどね絵的には物凄く)、マリリン戦で早期リタイアしたことが本当に重くのしかかっていたことが明らかに。
 で、ここからどうやって巻き返すか、なんですが……。

◇Bパート
 飽きずに(ってひどいか)ボコられる鈴子。でも、とうとう倒れ伏してしまい。
 この倒れてる鈴子が、やたら綺麗というか可愛いというかエロっぽかったのは仕様なんでしょうかやっぱり。
 などと変態っぽく思っていたらば、その同じ構図でうつぶせのまま、ぶちぶちと何かが切れていく音が。

 ここでのバン・ディクートの、逆切れへ追い込んでいくテンポがまたなかなか。観ていて「あああ、それ以上言ったらヤバイよ」と思わせる呼吸が上手かった。
 んで問題の「黙れ獣!!」ですが、原作がぶちギレっぽかったのに対して、主観ですがアニメではなんとなく時代劇風のような気がして、これはこれで気持ちよかった。
 あとは突っ走るコワレ鈴子様に、ひたすら平伏するのみであります。「オラオラオラ?」の往復ビンタに至るまでの流れはあまりにも恐ろしすぎて、笑いが止まりませんっ。
 二重人格鈴子様、最強伝説。

 そして、そんな鈴子にツッコミを入れる植木チームのほか四人も、いい味出しておりました。うむ、大儀であった。

 などと和んでいるところに、バロウのお目見え。仲間を切り捨ててでも、冷酷に勝利だけを目指す、というあたりは割と「うえき」の中でもステロタイプのキャラに見えますが、しかしあのマリリンチーム戦の後ですから。ライバルキャラの描写にも、ひとひねりふたひねり、あって然るべき。そのへんはこの先に期待ということで。

 休む暇も無く、第二試合がスタート。
 佐野V.S.ディエゴスター戦。直前の試合に比べて、なんというか「戦い」らしさが段違いです。この空気の違いが面白いんだよなー。
 ディエゴスターは六ツ星。ということは、まだ出ていないキャラも、同じかそれ以上なわけで。
 原作だとここでテンコのモノローグが入り「そんなのありえない」と言っているんですが、アニメ得意の伏線スルーが発動。
 まあ無くても構わない部分かもですが、でも、勿体をつけておくのも良いと思うんだけど(ぶつぶつ)。

 気を取り直して、戦闘。能力をぶつけあいつつ、能力無効化エリアをも活用しての読みあい合戦。佐野らしい戦闘で楽しげであります。
 渋すぎるディエゴスター。しかし見えない神器は地味だと思うぞディエゴスター。
 例によって劇画調の止め絵でシメ。だからこれ怖いからやめてってあれほど(略)

 で、来週はとうとう来ましたねえ。IQ179キルノートン先生が!
 というか多分三試合くらいやっちゃう予感がひしひしとするんですが。バロウもう出陣かよ!
 問題はバロウの神器の模様なわけですけれど。駄目なのか。分かってくれないのかアニメスタッフ様!

【スタッフ】
脚本:鈴木雅嗣
絵コンテ:松本佳久
演出:関田修
総作画監督:堀越久美子
作画監督:新井淳

【ゲストキャラ】
神補佐:沢村真希
よっちゃん:鳥海勝美
バロウ:河原木志穂
キルノートン:千葉進歩
ディエゴスター:大川透
バン:竹本英史
神器:三輪勝恵

【原作コミックス該当箇所】
第131話 バロウT(14巻)←途中から
第132話 バン・神器・鈴子!!(14巻)
第133話 天界人軍団(14巻)
第134話 真の漢とは(14巻)←途中まで
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